『報徳論』第10章
富を保つもの中庸の分度を立つるにあるを論ず
原文
 の、や。来、て、り。て、り、り、り、り、く、じ、る。ず。倹、り。ず。惰、り。て、り。ば、も、く、も、り、ず。る。ず。ば、る。ば、れ、り、ひ、り、所、ず。し。し、し、や。し、る。環、て、所以の、や。」
 く、来、の、如何。」
 く、じ、れ、は、り。て、は、ん。は、す。熱、火、り。よ。ず、ず、ず、ず。熱、火、り。に、み、ふ。り。[1]は、分、り。ず。に、て、す。く、し。火、し、水、し、身、る。り。営、ん。ず、ぶ。し、し、し、し。分、て、ず、ず、寿く、し、し。も、ば、れ、り。り、ば、徳、善、し。仮令、旱、も、ず。し、ず。者、ば、じ、伯、ば、じ、人、ば、ず。ば、く、ん。て、り。」
[1]
「三月」「九月」とは、それぞれ新暦4月、10月ごろをいう。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆本文のカタカナはひらがなに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。◆闕字、平出は廃した。