『報徳論』第4章
国を豊かにし民を富ますは無利息金にあるを論ず
原文
 く、く。は、人、て、め、と。て、く。人、に、す。ず。の、か。」
 く、め、の、や。昔、り、人、ず、ず、人、ず。く、し。人、し、む、く、海、し。や、も、ふ。ん。禹、湯、文、武、り。し、も、世、に、す。や。し、り、ひ、む。事、も、し、民、皆、孝、協、忠、信、礼、ひ、み、く、り。
 や、行、暑、暖、す。ひ、ず。は、衣、も、ぎ、ず。も、ば、ん。時、て、り。事、て、は、り。や。衰、薄、や。に、ば、民、ず。も、ん。夏、殷、周、代、て、り。る、歳、民、み、風、へ、れ、る。じ、す。く、く、民、て、す。し、じ、く、く、し、ひ、ず。く、ば、ず。道、れ、す。し、て、れ、る。ひ、り、り、ひ、り、し、し。ば、ん。り、れ、り。情、ば、し。ず。[1]し、し、し、し、し、し、ひ、す。ず。じ、し、し、し、帛、し、し、し、ひ、す。く、は、世、き、れ、に、り。も、助、ひ、に、は、み。我、情、へ、し、貧、き、民、厚、し、め、古、き、じ、し、し、如何や、し。月、と、日、く、し。象、げ、の、億、ず。く、も、ず。ず。し、み。な、み。き、は、き、す。や。所、く、し。し、恨、論、る。し、へ、に、年、年、め、へ、々、ば、に、者、て、る。ひ、ひ、し、家、り。屋、の、じ、得、得、得、め、民、得、に、し、ず、の、て、母、ひ、ふ。呼、ひ、僻、る。り、る。り。す。し、度、は、る。は、ず、ず。や。呼、徳、や。し、[2]は、り。や。に、ば、下、く、薄、く、し、ん。君、ば、し、ん。も、り、め、き、し、の、や。」
[1]
「事」は「奉仕する」の意。なお、「事」の字は、この用法においては「つかふ(つかえる)」と訓読みする。
[2]
「し」は原文まま。過去の助動詞「き」。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆本文のカタカナはひらがなに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。◆闕字、平出は廃した。