『報徳論』第7章
富貴天にあらず分を定め倹を行ふに在るを論ず
原文
 く、と。み。所、り。所以ず。所、り。所以ず。限、り。ず。ず。ば、も、り。ん。り。国、郡、も、ず。て、り。て、り。り。り、り、り。て、り。て、ず。み、り、や。し。て、り。ば、金、ず。地、て、ず。り。ば、金、ず。て、し。て、ん。は、ず。は、り、ば、[1]し。ば、く、る。り、ば、り、ず。楽、も、し。ず、や、し。俗、ず、し、ず。や。り、り。は、て、り。じ、し、て、ひ、め、す。や。」
[1]
「一倍」とは、現代語でいう「二倍」の意。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆本文のカタカナはひらがなに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。◆闕字、平出は廃した。