『報徳記』第2巻 第5章
三邑十有余年にして全く興復す
原文
 生、計、き、げ、し、ひ、へ、食、具、し、[註1]し、[註2]人、の、め、め、し、す。置、得、し、み、き、圃、り、し、り、れ、じ、り。心、ぎ、ひ、び、心、へ、み、り。め、来、端、間、退[註3]と、に、所、所、て、変、ぎ、し、三、り。て、生、り、り、税、り。り。し、じ、み、め、し、し、り。れ、め、り、り。々、知、り。家、て、び、亦、し、し、り、り。り、邑、れ、く、く、生、く、く、深、り。人、ば、き、[註4]り」り。績、き、民、皆、り、又、の、ず。亦、ふ。生、ず、り。
「阜太の財」は「多くの財」の意であろう。「財を多くする」の意で「阜財」という熟語がある。
『論語』顔淵篇にある「挙直錯諸枉、則民服」を踏まえた言葉。
一尺進んで一尋退く、すなわち「少し進んでも、進んだ分より多く退いてしまう」の意。尺進尋退。
下野国と常陸国の総称。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。