『報徳記』第2巻 第6章
物井村無頼の農夫を導き善に帰せしむ
原文
 夫、の、性、み、り、れ、ひ、り、り。り。
 時、生、使[註1]姓、使す。中、く。き、へ、ふ。僕、れ、り。の、り、便や。り」る。僕、く、某、て、使り。便り、り。れ」ふ。某、り、汝、か。し。便し。ん。」す。僕、り、る。ひ、り、り、便し」る。人、し、り、る。生、き、ふ。者、々。く、者、我、ん。し」と。て、り。く、便所、り。夫、便か。便と、る。し。ん」ふ。生、く、便り。彼、や。便に、ん。便じ。し。如何ん。」く、来、ず。人、便ず」と。く、僕、便り。ん。し。何。」某、き、気、し、く、君、み、と。ん。」く、汝、り、き、し。我、ん。し。り。ん」ふ。某、り。生、し、間、り、屋、便所、し、り。某、び、し、し。間、り。め、め、し、れ、り。邑、き、て、じ、へ、し、道、り。じ、き、ふ。
 官、者、き、く、道、し。や。り。は、り。り」ふ。人、り」り。後、某、め、り。り、ふ。
 [註2]使使[註3]
「僕」は「召使い」の意。
本書『報徳記』の筆者、富田高慶。
「感観而顧化」は「観感而興起」の転訛か。朱子の『論語集注』に「民固有所観感而興起矣」とある。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。