『二宮翁夜話』第1巻 第21章
年若きもの数名居れり…
原文
 り。翁、く、よ。も、梨子も、や。も、き、り、見、き、り。人、り。梨子も、り。し。
 て、り、者、者、事。ば、と、ひ、り。よ。し。
 ぞ。ば、か、か、か、か、か、か、し。き、り。を、柿、梨子ば、じ。ず。り、
 に、ば、[1][2]り。
 [3]事、ず。も、ば、ず。鰻、も、り。理、ず。得、し。」
[1]
「内に誠あれば、必ず外に顕はるる」は、『大学章句』伝六章の「誠於中、形於外」を踏まえた表現。
[2]
「顕はるる」は「顕はる」の意。
[3]
「売れぬ」は「売れず」の意。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。