『二宮翁夜話』第1巻 第28章
翁曰はく何事にも変通と…
原文
 く、り。ず。り。[1]も、て、り。
 家、[2]時、ど、て、く、て、し。り。く、は、れ、て、ば、は、き、し。り、は、畑、て、り。
 り。ず。又、に、て、し。三、ば、根、て、り。時、は、し。し。ば、り。る、り。ず、ず。て、し。」
[1]
『論語』の「仁者先難而後獲」を踏まえた言葉。
[2]
「入」の字は原文まま。「人」の誤植か。
『二宮尊徳全集』第36巻を底本とした。ただし、次の方針に基づき、本サイトの管理人が独自に修訂を施してある。◆漢文以外は、すべて横書きに改めた。◆旧字体は、新字体に改めた。◆仮名遣いは原則として旧仮名遣いのままとしたが、現代的な文語文法に基づき、適宜修正した。(例:飢へ→飢ゑ、全ふ→全う)◆送り仮名、句読点、括弧、改行は、現代的な感覚に即して大幅に改めた。(例:譬ば→譬へば、曰……→曰はく、「……。」) ◆振り仮名は、推測に基づき、適宜施した。◆助動詞および助詞は、仮名に開いた。(例:也→なり、如し→ごとし)◆「ゝ」や「〱」は原則として元の仮名に戻し、「〻」は削った。◆漢文には適宜訓点を補った。